フリー写真素材ぱくたそ
こんにちは、今、 コロナ禍で生活に欠かせないアイテムとなったマスク。
【「2枚重ねマスク」の効果って本当にあるの?】
首都圏では緊急事態宣言の延長が決定しました。そんな昨今、街でマスクを2枚重ねにして着用している人を見かけることが多くなりました。
花粉症対策? マスクもおしゃれしたいから?いろいろな理由があると思われますが、マスクを二重にすることは、フィルタ性能の低い布素材のマスク同士や、不織布マスクをゆるゆるの状態でつけた上に、布やウレタンマスクをつけた場合などでは、ある程度の性能向上が期待できます。
【サージカル(不織布)マスクは感染予防に効果的】
2020年は、手作りマスクが大流行しました。ゴム紐が高値売買されていたこともありましたね。世界的にマスク不足となり、医療現場にサージカルマスクを優先的に使ってもらう目的があったためです。
しかし、繊維の隙間から漏れ出す呼気を計測すると、布やウレタンマスクよりサージカル(不織布)マスクが感染予防には効果的です。
サージカル(不織布)マスクも簡単に買える今、感染予防にはサージカル(不織布)マスクをお使いください。
【「二重マスク」をスパコン富岳が計測すると】
一部報道では「二重マスクは効果薄」とされていましたが、実際、富岳の検証を確認すると……。
飛沫の捕集効率は以下の通りでした。
・不織布マスク1枚(ルーズフィット)=69%
・不織布マスク1枚(フィット)=81%
・二重マスク=不織布マスク1枚(フィット)+ウレタン=89%
やはり、二重マスクは「しないよりした方が効果的」なようです。二重マスクにする場合には、内側に不織布マスクを着けて、その上にウレタンマスクなどで押さえて、隙間をなくすほうが性能は上がるという。「性能がいいものを隙間なく、密着させるのがいい」とした。
【サージカルマスクと布マスクで感染予防】
サージカル(不織布)マスクの上からの布マスクの2枚重ねをすれば、感染対策にはより効果的であることは、おわかりいただけたと思います。
でもバラバラに買うのは面倒だし……という方に最適な「不織布マスクと洗える快適マスク」のセットをご用意。これから数年単位で必要なマスクは、花粉症対策や、防災グッズとしても常に備えておきたいですね。